慢性リンパ性白血病(CLL)の疫学

日本では50万人に1人の人がかかると言われている慢性リンパ性白血病(CLL)ですが、海外との発症率の違いや発症の原因などはあるのでしょうか?このページでは、CLLの疫学についてご紹介します。

日本でCLL(SLL)にかかる人は、50万人に1人

1993~2008年の調査によると、日本での罹患率は10万人に0.2人、すなわち、50万人に1人の割合です1)。また、2003~2008年での悪性リンパ腫全体のうち、CLL(SLL)の割合は3.2%とされています1)

日本でCLL(SLL)にかかる人は、50万人に1人

ちなみに、米国などでは、CLLになる人が日本より多いといわれています(白血病全体の30%ほど)2)。統計のデータからCLLの特性をみると、

  • 白人がかかりやすい3)
  • 女性よりも男性のほうがかかりやすい3)
  • 高齢者に多い:CLLと診断されたときの年齢(中央値)は70歳というデータがある4)

ということがわかっています。

CLLの原因はよくわかっていない

CLLの原因は、今のところよくわかっていません。

人種や家族性、遺伝子など、原因解明のための研究が続いています。

  • 1) Chihara D, et al. Br J Haematol. 2014; 164(4): 536-545.
  • 2) 永井正:図解でわかる 白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫, 東京, 法研, 2016, p.126
  • 3) Awan FT, et al. eds. Hematology: Basic Principles and Practice. 7th ed. Philadelphia, PA: Elsevier, Inc.; 2018: 1244-1264.
  • 4) Union for International Cancer Control. Chronic Lymphocytic Leukemia. World Health Organization. 2014: 1-8.

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