慢性リンパ性白血病(CLL)の疾患Q&A

Q11

  • 主治医から治療方針の説明を受けましたが、セカンドオピニオンも受けるべきですか?
    また、セカンドオピニオンはどのように探せばよいのですか?

A

診断や治療に関して、担当医と十分に話し合い、納得をして治療を受けることがとても大切です。しかし担当医と十分話し合いをし、理解したとしても、担当医とは別の医師から診断や治療に関する意見を聞きたい(セカンドオピニオン)と感じることがあると思います。そのような場合はセカンドオピニオンを受けて、別の医師に質問してみる方法もあります。
セカンドオピニオンは、必ず受けなくてはならないものではありません。セカンドオピニオンは保険診療ではありませんので、施設により額が異なりますが費用が掛かります。患者さんの状態が分かるような資料を持参すれば、患者さんご自身でなくてもご家族でも受けられます。ご自身やご家族でその必要性をご検討のうえ判断してください。

セカンドオピニオンに関しては、担当医に相談して紹介してもらう、がん相談支援センターに相談する、病院の地域連携センターやソーシャルワーカーに相談するなどの方法があります。がん相談支援センターの相談員にはネットワークがありますので、セカンドオピニオンを受け付けている施設を調べてくれます。お住まいの都道府県のホームページを見れば、がん相談支援センターの連絡先が分かります。分からなければ、かかりつけの病院で教えてくれますので、悩まないで尋ねてみてください。

セカンドオピニオンは予約が必要ですが、患者さん自身やご家族が直接予約を取らなくても、病院の地域連携センターなどにお願いをすれば、先方と連絡を取ってくれて、料金や必要な資料などを教えてくれます。

主治医から治療方針の説明を受けましたが、セカンドオピニオンも受けるべきですか?また、セカンドオピニオンはどのように探せばよいのですか?

【CLLライフ内 参考記事】

セカンドオピニオンについて

【参考文献】

治療開始前のよくある質問

その他のよくある質問