慢性リンパ性白血病(CLL)の
治療せずに過ごす中での日常生活

慢性リンパ性白血病(CLL)の治療のない期間を過ごす上で注意しなければいけない点について気になる患者さんも多いと思います。このページでは、治療のない期間での日常生活を過ごす際の注意点についてご紹介します。

日常生活に大きな制限はない

CLLの治療をせずに過ごす期間中は、仕事、食事、旅行といった日常生活での制限は基本的にありません。もちろん無理は禁物ですので、疲れたら休みましょう。
ただし、下記のように感染症に関する注意は必要です。それ以外にも、もし気になる症状が出たら、医療従事者に連絡してください(詳しくはこちら)。

感染症に注意

新型コロナウイルス感染症を含めた、感染症には注意が必要です。CLLは免疫力が落ちてしまうため、感染症にかかりやすいのです1)

感染症に注意

また、手洗い・消毒・マスク着用は、新型コロナウイルス感染症以外にも有効です(新型コロナウイルス感染症、手洗いの方法についてはこちら)。

手洗い・消毒・マスク着用

薬物療法をおこなってから経過観察になることもありますが、そのときに繰り返し感染症にかかってしまう患者さんに対しては、感染予防のために抗生物質が投与されることがあります2)。なお、インフルエンザなどの予防接種については基本的には接種した方がよいと考えられますが、接種を希望する場合は生ワクチンのことを含めて医師と相談するようにしてください。

  • 1) 病気がみえる vol. 5 血液 第2版, 東京, メディックメディア, 2017, p.183
  • 2) 永井正:図解でわかる 白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫, 東京, 法研, 2016, pp.128-134

CLL診断後、治療せずに過ごす(経過観察する)方に関する記事

  • 慢性リンパ性白血病(CLL)を理解・納得して治療するために

    慢性リンパ性白血病(CLL)を理解・納得して治療するために

    詳細へ

  • 慢性リンパ性白血病(CLL)では治療しないことがある

    慢性リンパ性白血病(CLL)では治療しないことがある

    詳細へ

  • 慢性リンパ性白血病(CLL)の無治療経過観察中に医療従事者に報告・相談すべきこと

    慢性リンパ性白血病(CLL)の無治療経過観察中に医療従事者に報告・相談すべきこと

    詳細へ